2022.04.10
毎朝オフィスに行く途中、甲突川沿いをウォーキ
ングしているのですが、
昨日、新入社員とおぼしき女性が前を歩いて
いて、スーツに仕付け糸が😱

仕付け糸とはお客様が袖を通すまで、洋服が
美しい形を保つために施される大事な糸で、
縫い方は様々でクロスに縫ったり一直線に
縫ったり、ディテールやお店によって変わ
ります。
ただし、着る時は切らないと機能性が失わ
れる&格好悪いものです。

前職で新入社員セミナー講師をしていた私と
しては、もう入社して1週間以上経つのに、

本人が気付いていない?
職場の周囲の人も教えてくれない?

このまま知らずに一生過ごすのも
可哀想かなと思い老婆心ながら、

(TVドラマ相棒:杉下右京風に)
「あの、ひとつよろしいですか。さっきチラッと
見えて気になったことがあって。
スーツの仕付け糸がついたままみたいですよ
、着るときは切った方がいいですよ」
と教えてあげました。

教えるのにあたって、色々な言葉が頭を
よぎります。

後ろからお尻をジロジロ眺めていたと
誤解されないために、

「さりげなく、全体の中でたまたま気になった、
という言葉を慎重に選ぼう!」とか

「そもそも教えてあげるだけなのに、何で私が
気を使わないといけないわけ?納得できない!」
とか

教えてあげた彼女曰く、
「切った方がいいものなのですね、知りません
でした。ありがとうございます」

と躾のよさそうな丁寧な言葉遣いで、
お礼を言われてほっとしましたよ(笑)

服は仕付けは着るまで、言葉遣いは一生、
「しつけ」は大事ですね。