個人向けコーチング

目指す理想を描き、筋道をつくる
多くの偉人がビジョンを紙に書きなさいという。それでも実際に書いている人はたった 3%。

ビジョン

ビジョンとは?なぜ必要か?
どのようにつくっていくのか?

ビジョンとは、長期的にどうなりたいか具体的にフルカラーで描いた、未来志向のワクワクする事業計画です。当たり前のことを当たり前に計画してもつまらない。本当になりたい自分、なりたい状態、やりたいことをまったく自由に紙に書いてみる。「ワクワクできるか、こころが奮い立つか」がもっとも大切です。

ドンブリ経営者が陥りがちな思考パターン

ドンブリ経営者

  1. まず売上や利益を求める HAVE
  2. 戦略・計画を練り、実施する DO
  3. 在りたい姿を言語化できず、現状維持

ビジョナリー経営者

  1. ありたい姿を描く BE
  2. 戦略・計画を練り、実施する DO
  3. 結果として得られるものがある HAVE

ドンブリ経営者は、まずもって売上や利益(HAVE)を求め、つぎにそのやり方(DO)を考え、その結果として、在りたい姿(BE)を言語化できないまま、現状維持に終始しがちです。一方で、成功を収めている企業の多くは、遠回りのように思われがちですが、その順番を逆転させ、ありたい姿を明確にしています。そうすると自然に計画が決まり、行動し、結果を生んでいます。

  • BE (在りたい姿)

    自分の信念を明確にする。それが納得できるまで磨き上げる。心がぶれなくなる。そこから理念とビジョンが組立てられます。

  • DO (やり方)

    そのビジョンを実現するために、キャッシュフロー計画(数値計画)やアクションプラン(行動計画)をつくります。その進み具合を確認しながら軌道修正します。

  • HAVE(結果、得たいもの)

    結果として、売上や利益、シェアなどを手にすることができ るのです。

ビジョナリーマップの書き出し

ビジョンを書き出していくために
足がかりとなる、着眼点

ビジョナリーマップの書き出し

まずは書き出してみることが大切です。はじめは何から書き出せば良いのか分からないものです。左記の図「ビジョンを考える視点(ビジョナリーマップ)」を参考に、まずは完璧を目指さずに、書き出すことからはじめましょう。また、人に話すことで自分だけの頭の中の堂々巡りが避けられます。

現状を把握し理想に近づくための
条件を探すセッションです。

ビジョナリーコーチの様子

コンサルタントの重要な役割は、実は「相談に対しアドバイスすること」がメインではなく、クライアントの状況を正しく把握することです。状況を正しく把握し、クライアント本人と共有できたら、その時点で相談の8割は解決したようなものです。 そのために、クライアントが欲しがっているものは何なのか、を突き止める作業が必要となります。しかし、たいていの場合、自分の思いや悩みを説明すること、すなわち「言語化」があまり得意ではないようです。 そこで、相談に乗る時の基本的な「型」として、4つのステップで現状と理想にハシゴをかける「ビジョナリーコーチング」という手法を使います。

ビジョナリーコーチの図

4つのステップで進めていきます。

相談のタイトルを決める
考えが堂々巡りで、ちぃとも先に進まない相談のケースがよくありがちですが、それは入り口でタイトルを決めていないからです。ビジョナリーコーチングは紙に書きながら進めること。これによって他のことに話が飛んでも、ちゃんと軌道修正して建設的に思考を続けることができます。
現状を知る
そのタイトルの現状がどうなっているのか、一通り書き出してみます。ここで大切なことは、いきなり各論ではなく、大局的な着眼点から先に書き出しておくことです。
理想を知る
「現状を知る」で書き出した着眼点で、どうなっていたら理想的なのか、書き加えていきます。第2ステップと第3ステップが明らかになると、そこにギャップが生まれます。
理想に近づくための条件を探す(3つの視点:能力・行動・環境)
「どんな条件が整えば、理想に近くのか」自問自答していきます。そして、第4ステップの時に、さらに3つの視点から整えるべき条件を検討していきます。それは「能力」「行動」「環境」の3つです。つまり、能力をつけることで解決する道はあるか?行動することで解決する道はあるか?環境を変えることで解決することはあるか?と一つひとつ考えていくことです。

このステップは、営業の時、部下の面談、自分一人で考え事をするとき、会議 の進行、コンサル場面等々、あらゆる場面で応用が効く、万能の思考の型です。

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